至誠学舎創設者
稲永久一郎翁
(1882~1946)
保育園の母体である社会福祉法人至誠学舎は、故稲永久一郎翁が明治45年、神田東龍閑町にて、 製菓事業と共に薄幸な少年達の薫育に当たり、「誠の心」を基本理念として大正14年少年法の制定により少年保護団体として設立しました。
昭和17年、私財を寄付して財団法人とし、戦後、法の改定に伴い社会福祉法人として組織を変更すると共に、その事業も福祉の分野にと転換しました。以来立川市、日野市、保谷市ほかにおいて保育所・養護施設・老人ホーム等の運営をし各施設共その地域における福祉向上に貢献しています。
御鳳輦舎と「誠の心」の碑
至誠保育園は、 昭和24年12月1日東京都の認可を受け現在定員120名の施設として、 生後57日からの産休明け保育、 延長保育(午前7:00~午後8:00)、障がい児保育、緊急一時保育、子育て支援事業(ノンナのおうち)、定期利用保育、一時預かり事業(バンビのおうち)等、時代のニーズに応じた柔軟な乳幼児保育を行っています。
平成10年度から法人分割により社会福祉法人至誠学舎立川となり、”地域に根ざした施設作り”を目指し21世紀を切り開いていく子ども達にとって、保育園がより良き人格形成の場となるよう、職員一同常に努めています。
明治45年 稲永久一郎 少年保護事業を始める。
昭和24年12月 至誠保育園開園(認可)
平成18年2月 園舎改築 120名に定員を増やす。
至誠保育園は、広い園庭と緑豊かな自然に恵まれた立地です。
■正面から玄関へ
━正門━
イチョウとケヤキの
高樹木がお出迎え・・・
駐車場
■広い園庭
広い園庭
グラウンド
■実り豊かな園
園庭にはアンズ・ウメ・ビワ・みかん・夏みかん等四季折々の果実がいっぱい実ります。
ウメのもぎとり
収穫した梅でジュース作り
ビワとり
園の果樹園でみかん狩り
ゆずの収穫
■豊かな自然
豊かな自然から季節を感じ取ることができます。
保育園を彩る花々達。
■散歩
園を出るとすぐに、根川緑道や多摩川があり、たくさんの動植物や昆虫に出会うことができます。
桜満開の散歩道。
保育園の前を流れる根川。
多摩川の土手すべり。
みんなの大好きな場所。
多摩川でたこあげ
ガニガラ公園。
なかだの森。
0歳児 | 1歳児 | 2歳児 | 3歳児 | 4歳児 | 5歳児 |
18名 | 20名 | 20名 | 20名 | 21名 | 21名 |
合計120名 |
園長 | 保育士 | 調理員他 | 看護師 | 嘱託医 |
1名 | 20名 | 4名 | 1名 | 2名 |
< 乳 児 > | < 幼 児 > | |||
ニド (生後8週~1歳半位) ※二足歩行が完成するまでの環境 |
→ | I C (1歳半位~3歳位) ※手を十分に使える環境で身辺自立にむかう環境 |
→ | プライマリー (3歳位~就学前まで) ※知的好奇心に十分に応えられる環境 |
ニドというのは、イタリア語で「巣」という意味であり、親鳥の羽の下、十分な養護的援助を必要とする大切な時期です。 ひとりひとりの生活リズムを大切にし、「私は受け入れられている、安心していられる」という心の安定を持てるよう関わり、食事、睡眠、遊びの場を用意し、離乳、歩行が完成するまでの時期を過ごします。 |
歩行が完成し、自由に動き回れるようになった1歳半から3歳くらいまでのお子様のグループです。 手を使って自由に探求し、言語発達も目覚ましくなります。模倣活動も盛んになり「自分でやりたい」と言う自己主張も出てきます。排泄・着脱などの基本的な身辺自立につなげていきます。自分でできたことで、自分自身に自信が持てるようになります。 |
幼児になると、知的欲求が著しく発達し、高度な統合的な運動もできるようになってきます。言語発達はますます進み、異年齢の子ども同士の交流も重要になってきます。それらの欲求に応えられるよう、モンテッソーリ教育の環境を充実させ、様々な体験を通して積極的・自発的・意欲的な生き生きとしたお子さまの姿を目指します。子ども同士の学び合いの場を大切にしながら、思いやりの心、リーダーシップの心を育み、社会性・協調性の芽生えを学童期につなげていきます。 |
0歳児から、個を尊重し一人一人のペースを大切にしています。
「あなたは何をしたいの?」(意志の尊重)と 「一人でできるように手伝って下さい。」(子どもの内面の言葉/セルフ・エスティームの確立)を大切にして、個の確立を重視しています。
人格の形成に係わるもっとも大切な時間と位置付け、毎日登園してからの一定時間行っています。
特に4~5歳になってくると、集団を意識してきます。
今は何をする時なのかを考えて行動したり、集団の中で我慢することや競い合うことや助け合って一つのものを作り上げる事なども体験します。
毎日の園庭での遊びや散歩。恵まれた自然環境で色々な果物を味わったり、作物が育つのに関わり収穫して味わう事の喜びを知り、感謝の気持ちを育てます。又たくましい体を育てます。
家庭よりも園で過ごす時間の方が長い子ども達。生活技術を知る事も大切。自分達で生活を組み立てているんだと自覚する事も大切。身体を動かして人の役にたつんだということを知る事も大切。全ての生きていく事の基本は日常生活を通して身につくと考えています。
敷地面積 | 4280.57m² |
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園舎面積 | 1680.51m² (1F 718.62m² / 2F 493.01m² / 3F 468.88m²) |
屋外遊技場 | 1092m² |